
未来の移動手段の流行りは3輪・4輪バイク
未来のバイクは3輪・4輪でシティコミューターを目指す
自動車よりも機動力のあるバイクは、街中や郊外で「人を移動させる」シティコミューターとして活躍することが期待されています。
ただ2輪であるバイクは、自動車に比べ「安定性」に欠けるというウイークポイントがありました。
安全面も確保できて、ハーレーのトライクやサイドカーといったものもありますが、ちょっとシティコミューターとはいきません。
そこで未来のバイクでは3輪や4輪にすることで安定性を確保。
かつタイヤを独立して制御したり、ボディ自体をトランスフォームすることで、「どんな場所」「どんな状況」でも快適に早く移動できる乗り物を目指しています。
今回はそんな未来の3輪、4輪のバイクをご紹介していきます。
ヤマハ テッセラクト(Yamaha Tsseract) (1:58~)
2:04 Yamaha Tsseractは4輪のバイクである
「4輪だったら車と同じじゃん」という意見もありますが、車よりも圧倒的に車幅が「狭い」ので、シティコミューターとして街中を移動するのに適しているのです。
2:07 4輪なのでカーブも安定している
2:07 左カーブ時にも
2:09 右カーブ時にも
4輪でしっかりと支えながら姿勢を変えるため、安定して曲がることができます。
動きを見てるとスキーのスラロームを見ているようでとても優雅そうです。曲がる側のエッジが効いてて完全に制御されています。
2:16 4輪独立制御で「段差」も安心!
それだけではないのです。4輪のサスペンションがそれぞれ独立して制御されるため、デコボコ道でもタイヤだけが動き、ボディと乗っているライダーは上下に揺さぶられることがありません!バイクの動きがスラロームをしてるスキーヤーが綺麗なシュプールを描いてるようにバランスを保っていますね。
3:08 コンパクトなボディと4輪独立制御で快適な走行が可能
コンパクトな車幅とどんな路面状況も4輪がしっかりと支えてくれることで、街中を快適に移動することができるバイクになっています。
3:44 シティコミューターとして完成度の高い一台
ヤマハっぽい感じがとても良く出ていてどことなくナイケンに似てるよな気がします。一人用シティコミューターとして、非常に完成度の高い一台となっています。街を滑るように颯爽と駆け抜けていく日も近いですね。見た目はバイクですが4輪車の査定になるのか、これからバイクの買取事情も変化していきそうです。
カワサキ J コンセプト(Kawasaki J Concpet) (5:51~)
5:57 3輪のシティコミューターバイク
Kawasaki J Concpetは3輪のシティコミューターバイクです。
3輪とするとこで、2輪よりも安定性が高く、4輪よりもコンパクトで取り回しが良くなり、シティコミューターとして優れたものとなっています。
これからのバイクの買取査定はトライクのような3輪の未来バイクが増えてきそうですね。
6:25 安定した高速走行
3輪なので、高速走行でも安定してカーブすることができます。
6:46 独立したサスペンション制御
左右のサスペンションがそれぞれ独立してタイヤを制御しているのが分かります。
6:58 トランスフォームして「近距離移動用」バイクに変身
そして前輪が開いていき、
7:00 車高が上がり
ステップポジションやリアフォークがせり上がり、車高が上がっていきます。
7:04 全体がトランスフォームするバイクの査定が楽しみです。
前輪が開ききって、バイク全体がトランスフォームしていきます。
7:05 「近距離移動用」バイクに変身
トランスフォームが終わり、「近距離移動用」バイクに変身しました。
前輪のトレッド(タイヤ間の幅)を拡げることで安定を増し、ホイールベース(前輪と後輪の距離)を短くすることで小回りが効くようにしています。
またライダーが直立に近い姿勢となり、視線が高くなることで、周りをより見渡すことができるようになり、障害物や歩行者などが多い市街地での運転を楽にしているのです。
7:11 トランスフォームのポイントは3つ!
トランスフォーム時は、ハンドルポジションとステップポジション、リアアングルがポイントとなっています。ここまでの特殊車両だと、車検の対応とかどうなってくるのでしょうか?傾斜可能車両という名目で技術特許を出されてるみたいです。
7:16 再び高速走行モードへ
そしてまた高速走行が必要となれば、車高を下げ、ホイールベースを伸ばし、ライダーは前傾姿勢となって、安定した高速走行が可能となります。カワサキの車両はこれまでになかった特殊な車両の開発がすごいです、今までになかったH2にスーパーチャージャーを付けたりバイクファンを大いに盛り上げてくれます。
スノーモービルがトランスフォームしたらこんな感じになるかもしれませんね。自己診断で修理もバイクが勝手にメンテナンスしてくれたりしたら面白そうです。
より効率的に「人間」を移動させるバイクの未来
4輪とすることで安定性を増し、これまで苦手だった段差を克服したり、ボディをトランスフォームすることで、快適な近距離移動と高速移動を1台で可能にするなど、未来のバイクのアイデアには本当に驚かされました。4輪バギーや3輪のトライク車両のように安定性のある乗り物も現在出ていますが、シティーコミューターのような扱いとなると難しいかもしれません。
バイクの駐車場からスタートしてバイクが人間を移動させ、駐車場まで自動運転で戻る日が来るかもしれませんね。
小型化してよりパーソナルになっていく四輪自動車とともに、これからの進化がとても楽しみです。
バイクブーンでは日々進化し続けている3輪の近未来バイクやトライク、4輪のバイク買取査定の最善を尽くしていきます。
出典:THE TOP 7 future Motorcycles concept THAT WILL BLOW YOUR MIND 2018-2019
https://www.youtube.com/watch?v=ki1UOIqfd10